人生日記劇場

セミリタイアを目指したいが、今すぐ無職にもなりたい20代後半男性の日記

「死ぬ瞬間の5つの後悔」を読んだがまったく響かなかった

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これ↓

緩和ケアの現場で働いていた著者が死が間近に迫った人間から聞いた「人生の後悔」を自分の体験と絡めながら紹介している。ちょっと話題になっていたので読んでみたのだがこれが全然おもしろくなかった。まず著者の自分語りがウザい。自分が聞いたことを正しく伝えるためには自分の話をすることは避けて通れない…みたいな但し書きがあったと思うが、そんなんなくてもいいのでは?という内容だった。この人非常にアクティブだし、海外の人だし生活感が違いすぎてまったく共感できなかった。しょうもないウェブニュースを読んでいるときと同じ感覚だった。

終末期の患者が後悔することは、自分に素直になればよかったとか、あんなに働くんじゃなかった、友人を大切にすればよかったとかだそうだ。これも「なるほど!これは目からうろこだ!」みたいなものじゃなくて、まあそうでしょうねというものである。この本に出てくるひとはみな裕福なように感じた。結婚して子どもが独り立ちして伴侶に先立たれ…みたいな、なんというかお手本みたいな人生を歩んできた人間が死ぬ間際にああすればよかったこうすればよかったなんていうのは、自分から遠すぎる。かすりもしない。これはまともな人生を送っている人向けの本なんだと思った。わりと順調に生きてきたけどなんとなく日々に疑問を感じる…そんな人が読むべき本なのだ。自分のような鬱屈とした日々を過ごす者が読んではいけなかった。最後まで読む前に気がつけばよかった。悪くない値段で売れたのだけが幸いである。

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