人生日記劇場

セミリタイアを目指したいが、今すぐ無職にもなりたい20代後半男性の日記

人間が人間を嫌い続ける限り資本主義は拡張し続ける

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ジェレミー・リフキンの「限界費用ゼロ社会」とネイサン・シュナイダーの「ネクスト・シェア」を読んだ。

 

曰く、これからは協働の時代だと。協同組合やコモンズを再興させることが行き過ぎた資本主義に対する回答のひとつなのだと。示される事例は将来はそう悲観的なものではないことを示唆していた。日本でも広まればなんかよさげじゃん?協同組合は生協くらいしか知らないけど。

協同組合やコモンズというのは資本をお金から人間関係に移行させることなんじゃないかと思った。資本主義はあらゆる行動を労働にする。人間の営みを細かく刻んでその一片一片に値段を付けて市場に送る。各人が各人でモノを所有する。これを逆行させてみんなで共有しましょうということだ。当然共有には関係性が生まれる。

関係性を強要される社会というのは資本主義に慣れた人間にとっては地獄なんじゃないかと思う。資本主義下では人との付き合いは必須ではなく、お金があれば生存できるからだ。表面的な付き合いさえしていれば生きるのに必要なお金は手に入る。あとは自分の世界に引きこもればいい。人間嫌いでそれなりに生きている人間には今のシステムを変えるインセンティブがない。人間嫌いにとって資本主義はわりと魅力的なのだ。そうすると人間嫌いはどうしたらいいのか。

かなり暴力的な主張だが、とどのつまり社会システムというのは、人間が人間を好いているか嫌っているかで方向づけられるんじゃないだろうか。そして人間が人間を嫌い続ける限り資本主義は拡張し続けると思う。資本主義は人間を嫌いにさせる傾向を持っている。お金(利潤)を生み出すのはあくまで人間の行動(労働)なのに、人間よりもお金に比重を置きすぎるからだ。また労働は人間性を毀損する。働いてると嫌なことがある。大体は人間関係からだが、それもその人が悪いのではなくその立場がそうさせるのだということが頭ではわかっていても、行使するのは人間なので不満の矛先はやはり人間に向かう。

ともっともらしく書いてみたが、ぶっちゃけみんな人間のこと好きか嫌いかで言ったら嫌いでしょ?ということが言いたかったのです。あるいは嫌いであってほしいという願望(これは性格が悪すぎる)。

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