人生日記劇場

セミリタイアを目指したいが、今すぐ無職にもなりたい20代後半男性の日記

「自分をうまく使ってくれる人を探している」と言っていた

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ニコニコのdアニメで攻殻機動隊が配信されていたのでなんとなく見始めたら止まらなくなってしまった。サイバーパンクSFはやっぱりワクワクする。基本的に優秀な人しか出てこないのでお話として気持ちいい。作中の事件も今見るとより現実味が増している気がする。作中で荒巻課長が言っていた「我々の間にチームプレイなどという都合のよい言い訳は存在しない。あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。」という言葉、かっこいいですね。見ていて以前当時の先輩が言っていたことを思い出した。

自分をうまく使ってくれる人を探している」とその人は言っていた。優秀な人だったが個が強かった。その人程度に優秀な人が周りにいなかったので、必然的にその人がミッションの中心となる。いろいろなことを一人でやりたがるので周りは大変だったろうなと思うし、その人もやりにくかったろうなと思う。求めていたのは、言葉で言ったとおり自分をうまく使ってくれる人だけでなく、自分と同じ程度かそれ以上に優秀な周りもだったのだと思う。今にして思えばだが。

上記の主張には、1.自分が優秀であるという自覚、2.自分の能力を適正に運用してほしいという願望が含まれている。与えられたミッションを(うまく)遂行できるという自負がないとそういうことは言えないし、その能力を組織に適正に運用してしてもらえないことは自尊心を(著しく)毀損する。能力を得るまで支払った対価は自分自身そのものだから、能力が適正に運用されていないと自己を否定されたように感じるのは当然だ。

自分はというと、そのどちらもなくなってしまった。自分に能力がないこともわかったが、あってもそれを適正に運用してほしいと思わなくってしまった。優秀さが求められる環境でもなくなってしまった。裁量なんてないし、求めてもいない。「自分はまだまだやれるんだ」という自負のようなものは消え失せてしまった。楽ではあるが味気ない。先輩が求めていた環境に巡り会えていることを祈っている。

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