人生日記劇場

セミリタイアを目指したいが、今すぐ無職にもなりたい20代後半男性の日記

あたしンちのすごさを今になって感じる

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ニコニコ動画dアニメストアで先月からあたしンちが配信されていた。
アニメといっても長いことやっていたアニメではなく、ムービーコミックというやつだった。原作に合わせて声を当てて一部絵を動かしているものだ。youtubeにもあった。というかyoutubeが先だった。

懐かしくなって見てみたのだが、これこそが原作マンガの良さを最大限活かす表現なのでは、と感じた。アニメも面白かったのだが、当時からマンガを読んでいた身としては今ひとつ…と思っていた。声はすごく良かったんだけど、マンガの空気感というか表現力がイマイチ再現しきれてないな…なんて。それくらいマンガがよくできているのだ。ムービーコミックはマンガの空気感そのままでアニメ版と同じ声が当てられているのでまさにいいとこ取りという感じである。

実家にいたとき、読売新聞の日曜版に掲載されていたのをずっと読んでいた。親が好きで作者のエッセイ含め単行本も一通り揃っていた。そのために新聞を取っていたのではないかとすら思う。ちょうど日曜版など読まなくなるくらいの頃に連載が終了して、以来あたしンちからは遠ざかっていたのだが、ムービーコミックを見た後にいろいろ調べてみると、AERAでまた連載しているらしい。マスクしてスマホ使ってて笑っちゃった。

今になってまた読んでみたのだが、けらえいこはすごいなあと感心している。あんな3等身くらいの絵なのに、とてもよく書き込まれていて描写がすごくよく分かるし、こういう人いるよなーっていうキャラクターの描き分けの幅が広すぎる。日常の観察力には当時以上に感動しきりだった。ただ、昔はそうでもなかったのだが、今になって読むと母の大雑把さがある種の現実味を帯びて迫ってくる。うわあ嫌だなあというんじゃなくて、当時より社会とか人間関係というものがわかった状態で見ると、その表現の裏にある作者の考えとか周囲の環境が見え隠れするようで「うっ」っとたじろいでしまうのである。親はこういうところに魅力を感じていたんじゃないだろうかと思う。

11月に新刊が発売するらしい。買おうかな。

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